さて今年1月7日に卒業発表をし、3月25日に自身にとって乃木坂46でのラストシングルを発売した白石麻衣さん。
本来ならば5月の5〜7日に東京ドームで卒業コンサートを行い、乃木坂46としての活動を終了させることになっていたそうなのですが、世界は変わってしまった。

大規模な集客イベントは軒並み延期という名の中止。もちろん乃木坂46も大規模なイベントはなくなってしまった。
2月21日から四日間行われたナゴヤドームのバースデーライブが「逃げ切った」と表現されるほどギリギリ最後のライブだった。

そんな停滞というか世の中が“止まった”なか、白石麻衣が誕生日の8月20日からYou Tubeを始めることを発表。

多くの卒業生がYou Tubeを始めるなかで、現役の乃木坂46メンバーがYou Tubeチャンネルを開設するのは初だし、だけれども、これは事実上卒業しているということなのだろうと思ったり思わなかったり。

で、8月20日は生配信。そこで10月28日に卒業コンサートを配信すると発表。この日が乃木坂46白石麻衣最後の日になることになった。

ここからネットで大騒ぎ。
10月28日は群馬県民の日。群馬出身のまいやんはこの日を選んだ。とか
『october28』というタイトルのななみんの個人PVがある。やっぱりまいやんとななみんはツートップだ。とか
考察していて、フムフムなるほどと思ったりしているワケなのですが、果たして本当のところはどうなのだろうか考えてみた。

群馬県民の日説なのですが、これは多分ぜったい偶然。
まいやんは地元に良い印象をもっていない。高校は引っ越しをしてまで埼玉の高校に行っているし、正月休みにも実家に帰らない。
私の記憶が確かなら一番最初は（誤植のたぐいかもしれないが）神奈川県出身を名乗っていた。
群馬愛が無いはずなので、ワザワザ県民の日を理由にこの日にするとは思えない。

october28説もどうなんだろう。何人も卒業生はいるのに、そこまで橋本奈々未にこだわるだろうか？
白石麻衣ブログの初投稿には「せいらりん（永島聖羅）好き」と書いていたりする。
『しあわせの保護色』のPVの冒頭で目覚まし時計があるが、それが7時33分を指していて、これが「ななみんのことだー」って説は好きですけど、だからこそ、もう一度同じ卒業メンバーを匂わせるかなぁと。

本当の本当は、群馬県民の日と橋本奈々未PVが同じ日だったので、だからこそこの日にしたんだろうけど、そんなに早く正解がでたら面白くない。

それ以外に10月28日に何があったかウィキペディアで調べてみた。
もちろん色々あったけど、意味を繋げられそうなものをいくつか。

1886年 アメリカ、自由の女神除幕式
1972年 上野動物園にジャイアントパンダ「カンカン」「ランラン」到着
1993年 ドーハの悲劇

女神のお披露目があり、日本中が熱狂したアイドルが来た日で、日本中が悲しみにくれた日。
おぉ白石麻衣卒業になんてふさわしい日なんだ。
それはそれは10月28日を選ぶワケだ。
そしてウィキペディアに

2020年 白石麻衣、乃木坂46卒業

が載るんだろうな。